平安会館ソサイエ 大平斎場にて
89歳になられるお母さまを送るお手伝いをさせて頂きました
コロナのこの時節柄 町内の方 会社関係の方と一般の方のお参りができるこのような広い会館も
本当に親族だけで行われることが通常になりました
病院や施設などから一旦ご自宅にお帰りになられた故人様
お通夜の朝 打合せに伺った時
たくさんのお写真をご準備いただいておりました
どれも最近の物が多かったので
「昔の写真とかはございますか?」
と伺ったら 部屋の奥から何冊ものアルバムを持って来てくださいました
きちんと整理されたアルバム
「お母さんはこの方?お隣はお父さん?この抱っこされてる子は喪主様?」
と会話しながら
「こういうアルバムはきっとお孫さん方 見たことないんじゃないですか?」
「お預かりして お式が始まる前に皆さんでご覧になられたらいかがでしょう」
ロビー入口に
お母様の好きだった甘いものをお供えし どなたもご覧になられるようお飾りいたしました
お孫様や従兄弟の方々がそれぞれに セピア色お写真を見ながら懐かしく偲んでいらっしゃしました
お通夜はその一晩を通して故人様の在りし日を偲ぶ時間
今 昔のように夜を徹して……という事も難しくなっておりますが
ほんの少しでも そのような時間を作って 語り合う事が
一番のご供養になるのではないでしょうか
家族葬の結家
担当 藤原 恵美