先日、家族葬の結家 碧南にてお葬儀のお手伝いをさせていただきました。
故人様は73歳のお父様。
車が大好きで、貨物自動車に乗っていた時代を経てタクシー運転手として励んでいたそうです。
病が発覚してから「75まで働きたかったな」と呟いたという故人様。
歯がゆさを感じながらも、果敢に病に立ち向かい闘っていた故人様のお姿は、ご親族の皆様にも勇気を与えてくれていたのではないでしょうか。
そんな一家の大黒柱だった故人様のお式のご様子です。
沢山のご親族が最期のお別れに訪れました。
開式前はご親族が集まるだけあって和気あいあいとしており、この風景が故人様の日常だったのだろうと心が温かくなりました。
式が進みますと、お別れの刻が近づいて参ります。
皆様には順にお花を手に取り、お棺の中へ納めていただきます。
沢山の花たちに囲まれた故人様。
そこへ故人様のこれから歩まれる旅路の途中の休憩にでもと、故人様がお好きだったと伺いました刺身と鰻をご準備させていただきました。
こちらも皆様の手でお棺に納めていただきました。
そして、お棺のおふたを閉めるとき。
皆様にはお棺の近くへとお集りいただき、手を添えていただきました。
故様の奥様は、おふたが閉まる寸前まで故人様に触れ、声をかけていらっしゃいました。
そして、いよいよご出棺でございます。
懸命に働き、力を尽くし続け家族を守ってきた故人様。
奥様よりの会葬礼状には
「私に出来るのは妻としてずっと寄り添うくらいのものでしたが、少しは恩返しになったでしょうか。」
とありました。
きっと故人様にとって、何よりの恩返しで、心の支えになっていたのではないでしょうか。
「夫は、私たちの誇りです。」
そう締めくくられた会葬礼状から、奥様の旦那様に対する思いが伝わって参りました。
家族葬の結家 碧南にてお世話になりました皆様、夏本番が近づいております、体調等崩されていませんでしょうか。
また、忌明けの法要もそろそろかと思います。
お困り事等ございましたらいつでもご連絡ください。
家族葬の結家 碧南
担当 伊藤里帆
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