夏の終わり、文十鳳凰殿 西尾中央斎場にてお葬儀のお手伝いをさせていただきました。
奥様より頂いた種火を祭壇にお灯しし、開式でございます。
通夜、葬儀とともに多くの方々がお参りにみえました。
故人様のお好きな食べ物といえば?とお伺いすると、
奥様がお作りになられた稲荷寿司!だそうで、
稲荷寿司以外でも、奥様の手料理なら何でもお好きであったとお話しくださいました。
故人様のお人柄を伺いながら作成させていただいたご礼状からも、
大変仲睦まじいご夫婦であったのだと感じられました。
「ただ、最後はご飯も食べられなくて…」との事でしたので
奥様におにぎりを握っていただきました。
「お父さんは『ふたつでいい』って言うから、ふたつ」と、
小さく握られたおにぎりをふたつお供えいたしました。
そして故人様が生前使われていたお箸と一緒にお棺に納めていただきました。
最後に皆様方にお花をお捧げいただき、ご出棺でございます。
ご家族、ご親族の皆様方には大変お世話になりました。
お疲れが出ませんよう、ご自愛くださいませ。
文十鳳凰殿 西尾中央斎場
担当 久保 優里香