先日、家族葬の結家西尾永吉斎場にてお葬儀のお手伝いをさせていただきました。

故人様は長年大工として励み、棟梁として現場を指揮し、共に働く仲間から信頼を得ていたそうです。
そんな故人様、生前に「自分の葬儀の時は会社の付き合いやらで人が集まる」「家族葬で良い」とおっしゃっていたそう。
「そんなこと言ってもねぇ…」そう思っていたご家族でしたが、コロナウイルスの流行もあり、選んだのは故人様、故人奥様のご兄弟まで参列の家族葬。
来られない親族の方からは生花やご弔電が届きました。
また、ご自宅にはお供えのリンゴが届いたそう。
そのリンゴをお預かりし、祭壇へお供えいたしました。

リンゴと一緒に写っている夏みかんは故人様が自宅の庭で育てたもの。
せっかくならリンゴと一緒に、と言うことでこちらもお供えさせていただきました。
このほかにも、故人様のお好きだった緑茶、コーヒー、落花生、コーラ…

これらのものは故人奥様や喪主であるご長男様、ご長女様に準備していただきました。
朝、お打合せで自宅へ伺った際にお預かりしたのですが、ほぼ全て、手の届く範囲にございました。
それもそのはず、みんなが「お父さんは帰って来る」と信じていたからです。
最近まで元気だった故人様。病気が見つかったのはごくごく最近だったそうです。
皆が驚いた突然の別れ。
参列いただいた故人様のお兄様方も
「なんでお前が先死ぬだ…」「順番が違うだろう」そうおっしゃっていたそうです。
こちらが式のご様子です。

式は滞りなく進み、お別れの時。
ご寺院様よりお見送りをして頂き、

皆様のお別れでございます。

この際に、先程のリンゴや夏みかんを小さくカットし、納めて頂きました。
他にも、故人様のお好きだった野球の観戦チケットなども納め、いよいよお棺のおふたを閉じる時…

ご参列いただいた皆様に手を添えて頂き、ご出棺でございます。
通夜日ではありますが、ご弔問の皆様でお写真を撮りました。
ご寺院様も入って頂けてのお写真でございます。
「こんな時じゃないと皆揃わないからね!」故人奥様や、ご長女様がそう言っていらっしゃったので、シャッターを押させていただきました。

お葬儀の後、ご自宅へ伺った際、現像したそのお写真の横に見慣れた小さいカードが…
「お姉さん!カメラマンやってて写ってなかったじゃん!名刺、横に置いて飾っとくでね!」
見慣れた小さいカードは当社スタッフが皆様へお渡しする自身のイラストの描かれている名刺。
親族でも何でもない私を、写っていなかったからと名刺を並べていただいおりました。
こんな嬉しい事はございません。
皆様にまた会えたら…とは思いますが、私と「また会う」というのは少し考えさせられるものがありますね。
こういった機会ではなく、出先で偶然見かける事がありましたら、お世話になりました2日間の様に
「ちょっとお姉さん!」とお声がけ下さい。
本当にお世話になりました。
急激に寒さを増して参りましたこの頃、どうか皆様体調当等崩されませんようお気を付け下さいませ。
家族葬の結家
担当 伊藤里帆











