日本で最も親しまれている植物の一つ。入口のツツジが見頃を迎えておりました。
ここにも地域の皆様に最も親しまれた岡崎市にあるお寺の前坊守様がお亡くなりになり、お葬儀は自宅のお寺、寺院葬として執り行われました。
式次は寺院葬だけあり、葬儀本来の形式にて進められました。
厳粛に行われた式。各関係寺院様、世話方様、総代様、それぞれご焼香、お別れし、寺院様の人数も多く、読経もいつもより本堂内外に響き渡りました。
一般の方々も出棺前には故人様と顔を合わせ、最後のお別れを告げました。「綺麗な顔してるわ」と、お別れのお花を手向けながら故人様を見つめる姿は、共に暮らしてきた同志との心の繋がりを確認し、寂しくもあり、感謝の意が見受けられました。
コロナ禍の中、人数を制限し行われた式。それでもたくさんの町内の方々がお別れに来られました。生まれ育った地で、仲良く暮らしてきた皆様に見送っていただく事・・・それは1番の供養になったのではないでしょうか。
普段は式場でのお手伝いが多い中、自宅やお寺でも心を込めてお手伝いをさせていただいております。
お寺と檀家との関係、繋がりを強く感じ、とても地域に愛されている寺院様(ご家族様)でした。
葬儀本来の意味、形式、とても勉強になりました。
家族葬の結家
担当者 小林 孝教