赤とんぼが飛び だんだんと秋の気配が近づきます。
愛知県豊田市にございます【家族葬の結家 豊田青木台】で、83歳のお父様をお見送りするお手伝いをいたしました。
コロナ禍によりお子様家族だけでゆっくりと…。

大好きな家族でのお写真を、ご祭壇にたくさん飾らせていただきました。

お元気なころは毎日欠かせなかった、お酒。
ビール・ウイスキー・日本酒なんでもお好きだったそうですが、ご病気がわかってからお医者様に止められ、飲めなくなってしまいました。
「最後にやっぱり飲ませてあげれば良かった」と、娘様方は少し悔やまれているようでした。
「では、最後にお父様に飲ませてあげましょう」と、一言ご提案したら「いいの?」とお顔がほころび、いろんな種類のお酒をご用意されました。
最愛の奥様を亡くされ8年。娘様やお孫様がお声を掛けられる時は必ず
「お母さんのとこへもう行ってる? ばあちゃんに会えた?」
「良かったね~お母さんお迎えに来てくれて。」
「これからはずっと一緒だね。」
と、ご生前の仲の良いご夫婦像が伺えるようでした。
お孫さんにそっと伺いました。
「おばあちゃんの好きだったもの、覚えてる?」
「年がら年中 “みかん” 食べてたよ。うん。ばあちゃんて言えば、みかんかな。」
8年ぶりにお会いするので、奥様のお好きだったものを一緒に持っていっていただこうと、お酒の横にこっそりお供えいたしました。
ご出棺時、「ほらビール。次は日本酒」と、たくさんのお酒をお父様のお口に含ませていただきました。
「良かったね~父さん。ずっと我慢してたもんね」と、入院中に飲ませてあげられず、ずっと後悔していた娘様方。別れの淋しさと飲ませてあげられた嬉しさが入り混じったものが、頬をつたっておりました…。
「これをね、お母さんへの手土産として持っていってほしいの」と差し出した、みかん。
「お母さんの大好きだったみかんじゃん!お父さん!!お母さん喜ぶよ~~持って行ってあげてね」と、最後は笑顔で見送られました。
大切な方の、そのまた大切な方への手土産。
ご自宅ではお酒とみかんをお供えしてさし上げてくださいね。
まだまだ暑い日が続きそうです。どうぞご自愛くださいませ。
家族葬の結家 青木台
担当 藤原 恵美
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