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音楽をこよなく愛する方でした

今年も残り1ヶ月となった12月初旬。愛知県豊田市にございます【家族葬の結家 豊田東山】にて、72歳になられるお父様をお送りするお手伝いをいたしました。

音楽を愛し、大切にされていた故人様で、奥様とのご縁も音楽を通じてだったそうです。
2人の娘様方には、それぞれ4歳のころからバイオリンを習わせました。お二人とも大学を出てオーケストラに所属し、その演奏を聴きに行くことをお父様は何よりの楽しみとしておいででした。

特にモーツァルトがお好きで、生誕祭にザルツブルクへご夫婦で訪れたときは、少年のように目がキラキラしていたと奥様が教えてくださいました。

そのようなお話を伺ったので、「最後の夜、お父さんのために演奏しませんか?」とご提案をいたしました。しかし、親戚に演奏を聞いてもらうのは恥ずかしいからと、ご家族様はあまり気乗りしていない様子に見えました。

そして、お通夜の日。ご親戚の方が帰られた後、ご挨拶をして私も会館から失礼しようと思ったときでした。控室から、調弦する音が聞こえてきました。

そこには、同居しているお父様のご両親に持ってきてもらったという、バイオリンがありました。
私がいると演奏が始まらなかったので、こっそり事務所で聴かせていただました。
しばらくすると、『エルガーの愛の挨拶』や『ホール・ニュー・ワールド』の音色が聴こえてきました。
奥様はビオラを専攻していたとのことで、バイオリンはあまり弾けなかったそうですが、お父様の前でご家族だけの演奏会が開かれました。

そして、この写真の言葉をお父様はずっと枕元に飾り、大切にしておられたそうです。

「人生は進歩です。
若い時代は準備の時であり、最上のものは過去にあるのでなく、将来にあります。
旅路の最後まで 希望と理想を持ち続け、進んでいく者でありますように。」

ミス・ブラックバーン

とても深い言葉です。また、これまで私の知らなかったことに触れさせていただきました。このご縁に感謝いたします。

家族葬の結家 豊田東山

担当 藤原 恵美


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