冬に差しかかり、風が吹くと寒さをより感じる今日この頃ですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先日のご葬儀で、印象深いお言葉をお寺様がおっしゃっていました。
「この葬儀で久々に親戚が集まったと思います。この機会に、故人様のお話をしてください。そこにはきっと自分の知っている姿と、自分の知らなかった姿があるはずです。
ここに故人様の体というものはなくなってしまいましたが、皆様の心の中で故人様は生きていらっしゃるのです。心の中で生きている故人様を語り合ってください。
ただし、自分ひとりになった時は、思い出すと辛くなってしまうと思います。
何も手につかなくなってはいけませんので、必ず誰かと一緒のときにそっと思い出してお話をしてください。」
自分ひとりでは悲しく辛いことも、家族や親戚で集まって話すと同じ気持ちを分かち合えたり、笑って話ができたりするものです。
そのようにすることで、自分自身も前を向いて歩いていくことができます。
亡くなられたら終わりではなく、人に語られることがなくなったら、それが本当の終わりなのだと感じました。それと同時に、語られる言葉が温かく楽しいものである方がいいなと思いました。
自分自身の今までの行いが人様の言葉として表れると思いますので、私も普段の行動を今一度見直していきたいものです。
家族葬の結家
担当 登地 夏生
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