いつもお世話になっております。多くの方が4月を目前に気持ち新たに望まれていることかと存じます。
私は何か新しく物事を始めてみようか、はたまた昔打ち込んだことを再開してみようかなどと考えているところです。
お葬儀を通して故人様それぞれ熱中して取り組まれて人生を謳歌されているご様子を拝見する機会も多くございますので、いつも感心させられながらお話をお聞きしたり、実物を見させていただいたりしています。
時にはご参列の皆様にもそんな故人様のお姿を知っていただいたり、故人様らしい空間をお作りするためにメモリアルコーナーを設けたりすることもあります。
本日のブログでは、弓道で段も取られたような方のお葬儀の様子をご紹介いたします。
下のお写真は、故人様が大切に扱われていた弓矢や大会の盾、メダルをお飾りしたものになります。
弓道部のある学校も限られておりますので、私自身、弓や矢を近くで見る機会はその時が初めてでした。
故人様の背丈に合わせて作られた弓が三本。どの弓も若干形に違いがある事も小さな発見でした。
数十本ある矢は「一本三万円ですよ」などというお話や、矢立は故人様が手作りされたものだったことも伺いました。弓道という弓を放つ力と、的を射抜くための精神力だけでなく手先が器用でなんでも自分で手掛けてしまう創作力もお有りだったご様子が目に浮かんできます。
最期の装いは道着に着替えていただき、お棺には相棒ともいえる弓矢を一本ずつ。
弓はさすがにそのままでは収まりませんので、ご親族の皆様にお手伝いいただき弓は半分にしてお入れしました。
お世話になったご家族の皆様には厚くお礼申し上げます。
どうぞお身体ご自愛くださいませ。
家族葬の結家
河本
ぜひご覧ください!
家族葬の結家 公式Instagram・Facebook・Twitterでも葬儀の様子や豆知識などをご紹介しております。