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先日、とあるSNSで献体(医学・歯学の発展のため、解剖の教材として自身の遺体を無償で提供すること)をされた方の遺族の書き込みが話題になっていました。
その方は、
「父は仕事以外にも平和運動や環境保護に取り組んでいて、その続きで献体を希望したのだろう」
「医学生もこの経験を実際の医療で活用してもらえたら父も喜んでくれるだろう」
と綴った後、「たださ」と付け足して
「献体してから3年も経って荼毘に付すとは思わなかった」
「一度落ち着いた気持ちがざわめく、二度父を亡くしたような感じもする」
「父を献体した時は、私も将来はと思っていたけど、残された家族は気持ちが整理できた後に再び家族の死に向き合うことになるならちゃんと検討しないといけない」
とも綴っています。
その方は後悔はされていないものの、亡くなった時の悲しみや思いを火葬の際に再び感じることになり、その気持ちを持て余している状態と言っていました。

献体は確かに素晴らしいことですが、決して一人の問題ではありません。
家族も巻き込まれます。
そもそも家族の同意がなければできませんが、その家族が同意したために苦しむかもしれません。
もし献体を検討されるなら、しっかり話し合いをされた方が良いでしょう。
家族葬の結家
橋本 大輔
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