近年家族葬を選択される方が増え、身内だけでゆったりと故人様を送る方が増えられました。
知っている顔ばかりの中で改まって挨拶するのは気が引ける、と喪主挨拶を省略される方もいらっしゃいます。
今回の喪主様も同じように「改まると恥ずかしいしなあ~」と挨拶を省略されました。
通夜のお仕度が進むなかで、喪主様の奥様から、
「喪主挨拶はなしって言ってたけど、どこかで喪主がお母さん(故人様)に感謝の言葉を伝える時間は作れないかな?」
とご要望いただきました。
通夜朝の打合せ時に参列する親族への挨拶は省略したいけどお母さんには感謝の気持ちを伝えたいけど…とどこか踏み切れない様子だった喪主様。
挨拶、本当にしなくていいのかなと悩んでいた末に、奥様からご提案いただけたことで、通夜終了後に喪主様に皆様の前に立っていただき、「喪主挨拶」ではなく喪主様から「感謝の言葉」を述べていただくお時間を設けさせていただきました。
はじめは喪主様も「えぇ~、、恥ずかしいなあ~、、」と少し気が引ける様子でしたが、いざお時間が来ると、涙ながらにお母様への感謝の気持ちを述べられ、最後にはご親族様にも感謝の気持ちをお伝えされ、とてもいいお時間になったなと、やってもらえてよかったなと思いました。
奥様からも「あんなに喋れると思わなかった~!お父さん見直しちゃったじゃん~!」とご満悦な様子で私も安心しました。

お身内のみの参列でも、故人様を想う気持ちはご家族それぞれ変わらないと思います。
「喪主挨拶」はただ、参列の御礼だけでなく、生前の故人様へ向ける感謝の気持ちを伝える大切なお時間にも繋がると改めて実感いたしました。
もちろん、挨拶をやらないのはダメ、ということはありません。
ご家族それぞれの送り方がありますので、その気持ちを汲み取って精一杯お手伝いをさせていただきます。
どういったお葬式をしたいか、その当日が来た時にすぐ考えるのは難しいかもしれません。
事前にご相談いただくことで何かヒントが得られるかもしれません。
事前相談、いつでもお待ちしております。
家族葬の結家
前田 みちる
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