先日、故人様の生前からの強いご希望により、神道で行われたお式をお手伝いいたしました。
私は、今回はじめてお会いする宮司様(式を司る方)でしたので、しばし緊張しておりました。
しかし、宮司様はお式の流れ、準備すべてにおいて、とても丁寧にご指導くださいました。
なによりも驚いたことがあります。
「故人様は、最期に何も食べられなかったと聞いております。お腹が空いてみえるでしょうから、もしよろしければお供えの神饌物の中で故人様がお好きだったものがあれば、お別れの時に棺に入れて持たせて差し上げてください。」
宮司様は、そう私にお声をかけてくださいました。
宗教者の方がそこまでご遺族に寄り添って考えてくださっていることに感動する一方、ほかにもご遺族ご家族にその都度お声をかけられ、お手伝いの私共にまでお気遣いいただきました。
お客様と我々担当者、スタッフ、そして宮司様。
式場にいるすべての人が、お亡くなりになられた方を偲び、想いを寄せ、送って差し上げていることを特に実感することのできた2日間でした。
お客様も、今回の宮司様と今後もお付き合いをさせていただきたいとおっしゃってくださり、当社としてもご紹介させていただいて良かった!と、嬉しく感じました。
やはり、一つの大切な命を送りゆく式。
その式に携わる全ての人が同じ想いでそこにいる。
そんなお手伝いをこれからもさせていただきたいと存じます。
家族葬の結家 刈谷一ツ木
榊原 裕子
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