先日、愛知県西尾市にございます【家族葬の結家 西尾永吉】にて、お葬儀のお手伝いをさせていただきました。
故人様は96歳のお父様。10人兄弟の6番目としてこの世に生を受けられました。
70代後半まで漁業一筋で仕事に励まれてきたそうです。
漁師の仕事に専念していた故人様を、お子様は少し気難しく感じる場面もあったようです。
しかし、お子様を連れて近所のスーパーや競艇の鑑賞に出かけたり、家の母屋の掃除機をかけ、洗濯物を干したりしてくれるなど、家庭的な一面もあったとお聞きしました。
お寺様によるお葬儀のお勤めが終わり、喪主様がご挨拶をされる際、このようなことをおっしゃっていました。
「故人がまだ元気だったころ、故人のお知り合いの方から故人の体調についてなど、尋ねられたことがありました。
『元気にしていますよ』と伝えると、『○○さん(故人様)は本当にすごい人だった』『あの人が船に出ると船が沈んでしまうのではないかというくらい大漁で帰ってきていたんだよ』。
そうやって故人のことを聞くと、改めてこの人はすごい人だったのだなぁと思いました。」
喪主様によるご挨拶が終わり、ご家族・ご親族の皆様により、お花をお柩に手向けていただく時間となりました。
10人兄弟の6番目でありながら、兄弟の中で最後の旅立ちとなった故人様。
きっと彼の地でご兄弟の皆様に迎えられていることでしょう。
ご家族の皆様におかれましては、2日間たいへんお世話になりました。
お身体にはじゅうぶんお気をつけてお過ごしください。
家族葬の結家 西尾永吉
担当 岩崎 あずみ
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