先日、6年前に事前相談をさせていただいた方がお亡くなりになり、お打合せをさせていただきました。
6年前はまだまだお元気で、それでも80歳を超え、子どもたちが困らないようにとご自身と、奥様のご相談でした。
子ども様はおふたりで、長女さん、次女さん。
おふたりとも嫁いでおられます。
病院から会館へご安置された時に、6年前のファイルを長女様が大事に持ってこられました。
事前相談をされた方にお渡しするファイルにはどういう形で送って欲しいか。
(家族だけで。または町内さんや会社にもお声をかけて。)
誰と誰に連絡する。
大事な物はどこどこにしまってある、など記載しておく用紙が入っています。
お父様は、きちんと中をまとめ、丁寧に書かれていました。
喪主は長女さんが務められましたが、そのファイル1冊を見るだけで、どこに連絡をしたらよいのか一目瞭然でした。
「助かります。父がこれだけのことをしておいてくれて…」
そう話しながら、親戚の方々に連絡してくださっていました。
そして、事前相談をしたその後、ご自宅から近いお寺様にもきちんと挨拶に伺っておられました。
(新仏になるので、お寺をどうするのかから決めなくてはならないので)
それを長女さんにもお伝えされており、「自分たちに何かあったら、このお寺様にお願いをしてあるから、ここへ電話するように」完璧なエンディングノートでした。
事前相談をされて安心された後、遺された方が不安にならないためにも必ず中をきちんとまとめ、そしてそれを家族に伝えておく。
大切なことですね。
相談にせっかく来ていただきまとめておかれても、それを家族の誰も知らなければ、会員であることも分からず、よその葬儀社さんにお願いしてしまったり、お父様がお願いされたお寺様では無いところに依頼してしまったりしてしまいます。
今年も残り1ヶ月をきりました
皆様もどうぞ良い2025年が迎えられますように
家族葬の結家
藤原 恵美
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