コラム
美容知っ得情報
ヘアケアをもう一度見直し
髪から若々しさを取り戻そう
ペタンとした髪をボリュームアップし、ツヤを与えると若々しく見えます。それを可能にする3つのテクニックを紹介します。
ドライヤーで髪ふんわり
50代半ばを過ぎると、髪がだんだん細くなりコシやハリが乏しくなるだけでなく、抜け毛も増えてきます。分け目がペタンとして、髪のボリューム感がなくなり、毛先のパサつきも気になってくるもの。こういった気がかりは、日ごろ使っているドライヤーやヘアケア剤の使い方を工夫すれば、解消できます。
ドライヤーの当て方次第で、髪はふんわりし、愛用のヘアケア剤が髪にしっかりなじんでいるかどうか、再確認することでツヤと潤いが蘇るのです。
そのツヤを維持するには毎日のヘアケア習慣として、ブラッシングも重要!
この3つを上手に組み合わせて、再度若々しさを手に入れましょう。
ふんわり感を出すドライヤー活用術
<後頭部・襟足>
温風を下から当て、手ぐしで髪をかき上げながら乾かします。顔を下に向けると自然と根元が起きるので、乾かしやすくなります。
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<側頭部・前頭部>
髪の分け目をまたぐようにして、側面から乾かします。ドライヤーを下から当て、手ぐしでかき上げて乾かすのは、後頭部や襟足と一緒。こちらは首を傾けて乾かしましょう。
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<仕上げ>
髪全体が乾いたら、ドライヤーの冷風を当てて仕上げます。冷風で髪のキューティクルが閉じて、ヘアスタイルの持ちがよくなり、髪にツヤも出てきます。
ツヤのある髪を育む毎日の1分間ブラッシング
ブラッシングには、髪と頭皮の汚れを落としやすくする他、頭皮の血行促進や、髪のツヤ出しといった効果があります。朝はスタイリング前、夜はシャンプー前のブラッシングを習慣にしましょう。
(1)髪のもつれを、ブラシを通して取り除きます。
(2)ブラシを頭皮に密着させ、生え際から頭頂部に向かって髪全体をとかします。
ツヤと潤いを出すヘアケア剤使用ポイント
(1)ムラになるのを防ぐためにも液剤を取ったら、手のひらや指にまんべんなく広げます。
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(2)髪の中間から毛先に向かって手ぐしを通してから、もみ込むように液剤をなじませます。根元につけるとボリュームがなくなってしまうので要注意。
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(3)最後に手のひらに残った液剤で髪の表面を軽くなでつけ、ツヤを出します。ヘアケア剤はいろいろありますが、ツヤを出すなら、ダメージをケアして髪をまとめるオイルタイプがおすすめ。
- イラスト/うかいえいこ
- 取材協力/美容ジャーナリスト 城後紗織さん
育児中の多忙な経験から、「時短美容」「時短メイク」テクニックを提唱。
All About「化粧品・時短美容」ガイドを務めるほか、雑誌やWebを通じて
実用的な美容情報を発信中。