岡崎・豊田・安城・刈谷・知立・高浜・碧南・西尾・蒲郡・豊川の1日1組の家族葬専門会館 低価格でも家族の想いを大切にした世界に一つだけのご葬儀をお手伝い致します。 岡崎・豊田・安城・刈谷・知立・高浜・碧南・西尾・蒲郡・豊川の1日1組の家族葬専門会館 低価格でも家族の想いを大切にした世界に一つだけのご葬儀をお手伝い致します。

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かけがえのない存在をおくる、その覚悟

空を見上げれば、秋晴れの淡い水色に、どことなく寂しさを感じるようになってきました。もうすぐ冬…。日々、大切な方をお送りするお手伝いをさせて頂きながら、私事ですが、先日、私の大切な家族をおくる機会がありました。そこで改めて教わった事…。

これまで、この仕事についてから、数人の親族をおくりました。何も知らず、ただただ一生懸命におくった頃。いろんなことが見えてきてきて、考え込んでしまいながらおくった頃…。そして、つい先日、飼い猫をおくりました。たかが猫。それでも、人生の半分を寄り添うほど長生きをしてくれた存在が、ぽっかりと空いた穴。驚きました。人とは違う、たかがペット。そう思いながら介護をし、暖かな体が冷たくなってゆく時を、この手で触れ、感じました。

辛かった。亡くなるだけじゃない。危なくなってからは、電話が鳴るだけで神経がピリついて。家に帰り、扉を開けるのが怖くて。部屋に入り、様子を伺うのが怖くて。朝起きて、顔を覗くのが怖かった。にゃあと返事をしてくれて安堵しながら、また点滴に通い、そのうち、これがいつまで続くんだろうと思うようになって。いつやめよう、やめてもいいのかな、そう思うことは、悪いことなのか? 出口のない、答えのない辛さが、その時、改めて教えてくれました。

この辛さどころではない。大切なご家族を亡くされた方は、もっとくらべものにならない、数え切れないほどの選択を繰り返し、ご本人方にしかわからない辛さを超えて、私たち葬儀社に、ご依頼のお電話を頂いているのだと。

大切なご家族。このひと言には、目に見えない、抱えきれない想いと、事実があります。このお仕事は、そんな方々に寄り添うこと。その覚悟を、改めて持ちました。