日ごとに寒さが身に沁みる頃となってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日お手伝いさせていただいたご葬儀での出来事です。
お通夜の日にはなかった、おにぎりやお菓子が故人様のそばに飾ってありました。
「故人は食いしん坊で、おにぎりとだし巻き卵が大好きだったの」と、ご家族様からお話を伺いました。
「では、彼の地にも食べ物を持たせてあげたら、きっと故人様も喜びますね。お柩に入れてさしあげましょう！」とご提案させていただきました。
そして、いよいよ最後のお別れのときを迎えました。
お花とともに、ご用意いただいた食べ物を故人様へプレゼント…。
「ありがとう。本当にありがとう」と、たくさんの感謝の言葉が聞こえます。
お柩のおふたを閉じるまで、ありがとうの声が絶えませんでした。
お子様やお孫様、ひ孫様と愛するご家族の皆様に囲まれ、ご出棺となりました。
家族のいつもの雰囲気をもって見送ることができるのは、家族葬のいいところだと実感いたしました。
ご家族の皆様には大変お世話になりました。
向寒の折、どうぞお身体おいといください。
家族葬の結家
担当 川井 沙織
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