先日、愛知県西尾市の家族葬専門ホール【家族葬の結家 西尾上町】にて、お葬儀のお手伝いをさせていただきました。
通夜日の朝、打合せのために故人様のお家へ伺ったときのことです。
「母が生前に残した書道や短歌などの作品を、親戚みんなに見てほしいんですけど…。」
そうお話しくださったのは、喪主を務められた 故人様の娘様でした。
すでにご用意くださっていたのは、大きな掛け軸にしたためられた習字の作品、ご自身で詠まれた短歌をまとめたファイル、そして、色とりどりのパッチワーク…。
すべて大切にお預かりさせていただき、祭壇の周りへお飾りさせていただきました。
そして、通夜のお勤めが始まる前に設けさせていただいた、式前焼香のお時間。そちらに喪主様と親交の深い方など、たくさんの方々がお越しくださいました。
その中で、どなた様からも聞こえてきたのは、「○○さんの作品、すごいね」というお言葉でした。
通夜のお勤めをいただいたお寺様も、式場へご来館された際に「お母さんの書、本当にご立派ですね」とおっしゃっていたのも印象的でした。
そんなお言葉のひとつひとつが、故人様へのお悔やみになり、喪主様はじめご遺族様への慰めの言葉になったのではないでしょうか。
昨今、お葬式の形は変化しつつあります。感染症の流行などの理由により、小規模で行うお葬儀をご希望される方は少なくありません。
たとえ、お参りされる方の人数が減ったとしても、お葬儀の規模を小さくしたとしても…。故人様を想う気持ちは変わらないでほしい、と思う今日この頃です。
家族葬の結家 西尾上町
担当 岩崎 あずみ
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