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いつも大変お世話になっております。
春の訪れを待つなか、ここ東海地方では日中暖かさを感じられるときも増えてまいりました。
天気が良いと自然と心身ともに健やかな気持ちにさせられますが、お体には十分お気を付けてお過ごしくださいませ。

日々様々な情報が世間を賑わせていますが、指揮者小澤征爾さんのご逝去の報にはつい作業の手を止めてしまいました。
言わずと知れた日本を代表する世界的指揮者でもあり、音楽に通じる者は勿論のこと。クラッシックに触れたことがない方でもその名前をご存じの方もいらっしゃることでしょう。

私も学生の頃に吹奏楽部として音楽に関わってきましたので、とても驚いています。
曲がりなりにも音楽経験者、合奏経験のある者から言わせていただくと、指揮者によってその楽団のハーモニーは大きく影響されます。
勿論、個々の演奏技術や楽器編成でも違うのですが、選曲から始まり、曲の解釈、解釈したものをどう表現し楽団をまとめていくか。目指すハーモニーを指し示し、楽団をそこへ導く。そんな役割を担っているように思います。

生前中に指揮を振られたコンサートの動画を見ると、表情豊かに。そして何よりも音楽を愛している姿が身体全体からあふれている姿を拝見しました。「この人の指揮で一緒に演奏をしたい」と思った音楽家も多かったでしょうし、「この人の指揮だから見たい、楽しい」と思った観客の方も多かったでしょう。それを感じさせられるほどの迫力がありました。楽器を触らなくなった私も学生当時の合奏の楽しさを思い出し、心が浮き立つのを感じました。

 

あまりにも大きな存在。多くの人々にとって尊敬の対象であっただけに現世との別れが偲ばれますが、どうか彼の地でもタクトを振って美しき音楽に囲まれていることを願っています。

家族葬の結家
河本

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