明日はいよいよ春分の日ですね。少し早く春の訪れを知らせてくれる暦に、徐々に季節も追いつこうとしている頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
昼と夜の長さが一緒になると言われている日と言われており、戦後に「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日に制定されています。
また宗教的な観点からも春分の日は春のお彼岸にあたります。
三途の川を隔てて、この世(此岸)とあの世(彼岸)の距離が最も近くなる日となり、この時期にご先祖様の供養と仏教修行を行うことで自分自身を振り返る時期としてお彼岸を行うようになりました。
春分の日には「ぼたもち」が食べられていますが、こちらは小豆の赤色が魔除けや邪気を払う力があるとされ、お彼岸の際にはご先祖様にお供えされていた風習から来ていると言われています。
日常生活を送っていると、慌ただしい日々の積み重ねから中々お参りやご仏壇の前に立つことも少ないことと思います。
この機会にお墓参りやご仏壇周りを綺麗にお掃除して差し上げたり、ぼたもちなどをお供えしたりと、ご先祖様の供養にほんの少し気持ちを向けて頂くと良いかもしれません。
体調にお気を付けていただきながら、あたたかな春の訪れを皆様でお待ちいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
家族葬の結家
河本
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