西尾市にあります家族葬の結家西尾永吉斎場にて執り行われました葬儀のご様子です。
まだ朝が冷え込む二月の半ば。二人の娘、息子を置いて
お母さまがこの世を去られました。
娘様いわく、お母さまはいつもいつも歌を楽しそうに歌ってみえて、「家の中にいると常に聞こえてくる」や、「見ているこっちまで楽しくなってくる」ぐらいだったそうで、
”お母さまの人生は、歌でできていた。”
そういわんばかりでした。
お写真にありますのは、生前お母さまが歌の大会でとられたトロフィーのほんの一部になります。
ご自宅にお伺いさせていただいた際、トロフィーやメダル、盾が数えきれないくらい部屋一面に飾ってありました。
私が驚いていると、隣で息子さんは「そうでしょう」と、得意げになられておりました。自分の母親のことを自分のことのように考えられている姿を見て、どのような親子だったのか少し垣間見えた気がしました。
悲しいことにお別れのお時間が来てしまいました…
娘・息子様のご希望で、録音されたお母さまご本人様の”歌声に乗せて”ご出棺いたしました。
最後の最後まで歌を歌うことを楽しんでいてね…
親子の絆を肌で感じられた二日間でした。
大変お世話になりました。
家族葬の結家 西尾永吉斎場
担当 角野心水