「介護疲れ」という言葉を、最近よく耳にします。
先日、お手伝いさせていただきましたご家族様からも、このようなお話を伺いました。
「母のお世話をして、買い物に出ていく直前、なぜか不意に『介護させてくれてありがとうね』って母に言えたんです。それで、そのまま出かけてすぐだったんです。兄から電話があって、母が息をしていないって…。」
そのお話を聞いて、お母様はいつも介護してもらっていることに、子供たちに迷惑をかけて申し訳ない気持ちでいらしたのでないかと感じました。
けれど、娘様からの「介護させてくれてありがとう」という思いもよらない言葉に、お母様は安堵され、静かに瞼を閉じゆかれたのだろうと…。

「介護疲れ」という言葉ではなく、「介護させてくれてありがとう」と温かい気持ちを持って送り出せること。そして、送られること。
きっと、共に後悔のない最期を迎えられたのではないでしょうか。
とても深いお話を教えていただいた、二日間でした。
最期に、形はどうであれ「ありがとう」が自然に伝えられること。簡単なようで難しいのかもしれません…。
しかし、後悔を残さないように、大切な方には今「ありがとう」と、伝えられるときに伝えておくべきなのでしょう。
家族葬の結家
担当 榊原 裕子
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