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今年も家族みんなで。

 

新年度を迎え、慌ただしい時期がやってまいりました。

お出かけにぴったりな春日和が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

本日も結家ブログへお越しいただき、ありがとうございます。

満開の桜も見ごろを過ぎましたでしょうか。

本日は、以前お世話になったご家族との

” 春にぴったりな ” エピソードをご紹介いたします。

 

お手伝いをさせて頂いた故人さまが亡くなったのは、丁度桜が開花を始めた頃でした。

棺に納めるため、ご家族が用意してくださった写真の中にも、

家族で花見へ行った際の写真がありました。

 

写真について詳しくお話を聞いてみると、

どうやら近くの公園で家族そろって花見をするのが毎年の恒例だったそう。

敢えて手作りのお弁当ではなく、

コンビニなどで買ったおにぎりやサンドイッチ、お菓子を食べて

のんびりと過ごすのがお決まりだったのだとか。

 

満開の桜と共に、花見を満喫しているお姿が写真の中には収められていました。

 

「本当だったら今頃、今年も行けていたんだろうな…。」

写真を眺めながらそう呟く奥様。

 

ご家族はもちろん、故人さま本人も

毎年恒例のお花見を楽しみにしていたに違いありません。

そう感じた私は、写真に写っていた公園の場所をお聞きし、

実際に足を運んでみました。

 

訪れると、そこには満開の桜。

 

やることに追われて、ご家族が公園を訪れる余裕なんてどこにもありません。

どうにかして、この桜を、春を感じていただきたい。

今年もみんなで花見をしてほしい。

 

そこで、散って落ちた桜の花びらと枝、偶然落ちていた花の部分を持ち帰り、

祭壇お近くに飾りました。

 

併せて、コンビニのおにぎりとサンドイッチもご用意。

満開の桜並木たちを印刷したお写真も用意し、お柩の中へと納めていただきました。

 

お別れの際、奥様は

「桜、今年もこんな風に咲いたよ。」

と声を掛けながら、納めていらっしゃいました。

 

公園に足を運び、家族みんなで花見をすることは叶いませんでしたが、

少しでも、お花見気分を、味わっていただけたのではないでしょうか。

 

どうか彼方でも、毎年咲く満開の桜と、ご家族のこれからを見守っていてくださっていますように…。

 

お世話になったご家族におかれましては、お手伝いさせていただき

誠にありがとうございました。

 

 

まもなく4月も中旬を迎えます。

暖かい春とはいえ、未だ冷え込む夜もございます、

どうか体調に気を付けてお過ごしください。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

家族葬の結家  村山 諒

 

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