すっかり温かくなり、過ごしやすい季節となりましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、お手伝いさせていただいたのは68歳の女性の方のお葬儀です。

若い息子様が喪主をされておりました。
お柩の中に一緒に入れたい物をお伺いすると、漢字のナンバークロスワードやドラゴンズの服などたくさんありました。
お預かりして会館に飾らせてもらい、葬儀式の時に入れていただくよう案内いたしました。

会館に飾らせてもらった副葬品を、お時間があればずっと見ておられた喪主様に
通夜後お声を掛け、故人様のお話を少しうかがってみました。
若い頃に目指していた夢のお話や、ミステリーや謎解きなどのドラマなどが好きだったこと。
コナンの映画は必ず見に行っていたとか…。
喪主様の心境もお話してくださいました。お話を聞く中で、「亡くなる前にゆっくりと母と過ごせたのがとても良かった」と何度もおっしゃっておりました。
少し深堀して聞くと、訪問看護の方に明日、明後日で亡くなるかもと言われたそう。
その翌々日に故人様の呼吸が変わってしまって…そこで一緒にコナンの映画を観たんだそうです。
ちょうど2本観終わったところで息を引き取ったとの事。
大好きだったコナンの映画を…最期に息子様と観た映画を…お柩の中に入れていただきたいと思いました。
でも、火葬の都合上DVDは入れることができません。
そこで、コナンの映画の広告を印刷しメッセージカード代わりにしてお柩の中に入れていただくことに。

好きだったプリンの横に、コナンのメッセージカードをお供えし
葬儀式にて柩の中に入れていただきました。

このお別れのお時間にはお寺様もご一緒におられ、故人様の思い出話をなさっていました。
お柩を囲んでのお花でのお別れ。
家族葬だからこそ、遠慮せずに故人様のお傍にいられたのではないかと思います。
喪主様が家族葬にして良かったとおっしゃっていました。人が来ないからこそ、気を遣ったりしなくて済むからと。
人の数だけ大切な方とのお別れはございます。
何一つ同じお別れなどないと思います。送る側のご家族様が、良いお式になったと思って下さるなら、彼の地にいる故人様も同じように思ってくださっているのではないかと思い、お手伝い出来たこと、感謝の念に堪えません。
家族葬の結家 西尾永吉でお世話になりました皆様、ご自愛ください。
家族葬の結家 西尾永吉
担当 登地 夏生
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