先日、久しぶりに電車に乗る機会がありました。
私は椅子に座り、駅のホームで電車を待ちました。
時間も遅いこともあり、あたりは人数少なく私と2人の男性がホームで待っていました。
しばらくすると、1人の若い男性が改札口よりホームに降りてきました。
正直、決して真面目そうな印象ではなく俗に言う、今どきな雰囲気な男性。
そして電車が到着し、我々は乗車し、私はすぐ目的の駅だからと座らず、立って電車に揺られていました。
一駅、二駅…。徐々に目的の駅に近づいてきます。
そして三駅目くらいだったでしょうか…。
先程ホームで見かけた、「今どきの男性」がその駅で降りようと扉付近へきた時です。急にサッとしゃがんだ彼。
どうしたんだろうと見ているとその彼の手の先に、アイスのホセらしきゴミが。
自分が落とした訳ではないからと、誰も拾う人などいなかった中、彼はそれを拾い、電車を降りていきました。
それを見て、私はそのゴミに気づいたら彼の様に拾えていただろうか…。
そう考え恥ずかしくなったと同時に、皆が見て見ぬフリをして済ませている事を行動に移せる彼の心に温かな気持ちになりました。
このお仕事をさせていただいていると、ふと考えます。
自分にもしものことがあったら、悲しんでくれる人がいるのだろうか。
わざわざ、最期会いにまで来てくれる人はいるのだろうか。
彼の行動を見て、改めて自身の行動のあり方が自分の最期を左右するものなのかもな……。
そんな事を思わせていただく出来事、ご紹介させていただきました。
家族葬の結家
榊原 裕子
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