仏教では、故人が旅立った日を命日といいます。
月忌は、毎月の亡くなられた日のことを指し、月命日や月忌参りなどとも呼ばれ、一般的にはお墓参りに行きます。
中には月忌の日にご住職をご自宅に招いて読経をしていただく方もいます。
もっとも、毎月の命日はお休みの日とは限らず、平日の忙しい日であることが少なくありません。
また、お墓が遠い方もいらっしゃることでしょう。
いつもより長く拝む、故人が好きだった食べ物をお供えするなど、ご自宅の仏壇の前で心を通わせるのでもかまいません。
年忌法要は死亡した翌年に営まれる「一周忌」をはじめ、翌々年に行う「三回忌」を代表に、「七回忌」・「十三回忌」・「十七回忌」・「二十三回忌」・「二十七回忌」・「三十三回忌」と続いていきます。
死亡した年からの数え方が異なるので注意が必要です。
菩提寺のご住職から亡くなった際に、法要についての年表のようなものが手渡されることもあるので、それを保管しておき、法要の準備をされるといいでしょう。
法要では僧侶による読経が行われ、家族や親戚が集まって故人の冥福を祈ります。
そして法要のおつとめの後には会食を行うことが一般的で、法要から会食までの一連の行事を総称して「法事」といいます。

信仰している宗教がない無宗教の場合には、特に決まりはないので故人を偲ぶ特別な日として、食事をしながら思い出を語り合ったりと自由な形で過ごしていただければと思います。
また、特別に何かをするのではなく普段の生活の中で故人を思い浮かべることも供養の一つです。
命日は故人の冥福を祈る大切な日ですが、単なる儀式の日として過ごすのではなく、故人が私たちに語りかけてくれる特別な日としてお過ごしいただければと思います。
家族葬の結家
岡田 美奈子
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