日増しに気温が上がり、熱中症にも気を付けなければという気候になってまいりました。
家族葬の結家でも熱中症などへの対策をとり、葬儀が滞りなく終えられるように努めております。
先日お手伝いさせていただきましたご葬儀は、若くして命を絶たれた娘様を両親や祖父母がおくるという悲しみの深いご葬儀でした。
ご家族の意向で詳しくご紹介はできませんが、お顔を見ていただくことが難しい状態だったため、通常の納棺とは違う特別な処置が施されることになりました。
お顔の状態を復元することは難しく、触れることも出来ないだろうと思っていましたが、納棺が終わってまず確認させていただいたところ、綺麗に残っていた髪が整えられており、なんとほんの一部ですが触れられるようになっていました。
そして、少しの時間なら大丈夫とのことでご家族の皆様に頭を撫でていただくことができました。
皆様、声を上げて泣かれていましたが、全く見ることも触れることも出来ないままだったのが、触れることができ少し気持ちの整理が出来たご様子でした。
ご遺族の気持ちを汲み取って、ほんの少しでもと力を尽くしてくださった納棺師さん。
素敵な心遣いに感動しました。
家族葬の結家
岡田 美奈子
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