こんにちは。いつも当社のブログをご覧いただきありがとうございます。
私たちは日々、様々なご家族の「お別れの形」に寄り添うお手伝いをしております。
そんな中で、先日お手伝いさせていただいた中国ご出身のお客様から、印象的なお話を伺いました。
「中国では、お参りの時に必ず線香をあげるんです。それから、中国には日本のような葬儀会館はあまりなくて...」
「あと、地域によっては、故人の配偶者が火葬場まで同行しないこともあるんですよ」
と色々と教えてくださいました。
同じ”葬儀”でも、国が違えば本当に様々な形があるのだと感じました。
今日はそんなお話をきっかけに、中国の葬儀文化について少しご紹介したいと思います。
伝統的な喪服は「白」
日本では喪服といえば黒が一般的ですが、中国の伝統的な喪服の色は白。
特にご遺族は「白い布」や「麻の衣」を身に着け、故人様を偲びます。白は”質素や清らか"を象徴する色で、儀式の場で大切にされてきました。
しかし、都市部を中心に一般の参列者は黒やグレーな落ち着いた色を選ぶのが一般的となってきているそうです。
そして、絶対に避けたいのが「赤」です。
中国では赤は”お祝いの色”として強く結びついているため、喪服はもちろん小物やアクセサリーとして身に着けることはタブーとされているそうです。

通夜では必ず「線香」をあげる
中国では、通夜の際に全員が線香をあげるのがとても大切な作法です。
日本のように「焼香をしない場合がある」というスタイルは少なく、訪れた人は必ず線香を手向け、故人様を弔います。
葬儀会館が少なく 、家で見守る文化が残る
日本では葬儀会館が一般的となってきていますが、中国は葬儀会館がそれほど多くありません。
そのため故人様を自宅に安置し、ご家族が見守りながら弔問者を迎えるスタイルが今も広く行われています。

地域によっては「配偶者が火葬場に同行しない」ことも
興味深い違いとして、故人様の配偶者が火葬場まで行かない地域があるという点があります。
「配偶者が火を見ると縁起が悪い」「深い悲しみを避けるため」など理由は様々ですが、これは中国の伝統が今も残っている証と言えます。
爆竹や葬列など、独自の儀礼も
葬儀の日には故人様を火葬場までお連れしますが、地域によっては爆竹を鳴らしながら葬列を進む文化も残っています。
これは悪霊を追い払うという意味があるそうです。
日本とは少し違うルールもありますが、その背景には「故人様を大切に思う気持ち」が共通しているように思います。
文化を知ることで、お葬儀という時間がより丁寧で温かいものになれば嬉しいです。
家族葬の結家
𠮷田 明依里
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