先日、「一日葬」のお手伝いをさせていただきました。
一日葬とは、葬儀・告別式を1日で行う形式のお葬儀です。家族葬の増加と共に、近年増えてきているのが、この一日葬です。
「1日で済むから楽そう！」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
また、通夜日を1日使ってゆっくりとお葬儀の準備ができたり、訃報を聞いて自宅へ足を運んでくださるお客様のおもてなしも余裕をもってすることができるので、その点も一日葬のメリットだと感じます。
そんな一日葬にもさまざまな形式があります。
代表的なものを2つ ご紹介します。
① 仏式で通夜を省き、葬儀式のみ お勤めをいただくもの
② 宗教者を呼ばない「お別れ会」のみを行うもの
① の場合、まずお勤めをいただくお寺様に承諾を得られない場合は行うことができません。
ご自宅で通夜日を過ごし、葬儀日に会館に移動してお葬儀をする場合や、通夜日から葬儀日にかけて2日間会館で過ごされるご家族様もいらっしゃいます。
② も、「しっかりと式次第を作ってセレモニーを行いたい！」という場合や「自由に過ごして出棺前にお花を手向けてあげるだけで大丈夫」という場合などがあり、お別れ会の形もさまざまです。
お式としては一日葬で行う場合も、通夜日として1日時間を設けます。
これは、ご逝去された時間から24時間が経過しないと、故人様を火葬場へお連れできないことが最大の理由です。
色々と書き連ねましたが、お葬儀のあり方も多様になっている時代です。
一日葬も数あるうちの一つの形です。後悔を残さないためにも、ご検討の方は、ぜひ事前にスタッフへご相談ください。
家族葬の結家
担当 久保 優里香
