先日、お手伝いをさせていただいたお葬儀についてご紹介いたします。
故人様は91歳のお父様でした。
ご家族様から、故人様についていろいろとお話を伺うなかで、たくさんのお写真を見せていただきました。
そのなかで印象的だったのは、故人様が奥様と映っている白黒のお写真。ご家族様いわく、新婚旅行の頃のお写真ということでした。
そんな若かりし頃のお写真から亡くなる数日前のお写真まで、何枚ものお写真を、
思い出エピソードのお話とともに見せていただきました。
故人様は、ご家族の皆様からずっと、ずっと愛されていたのだなと感じました。
見せていただいたお写真は、式場のお柩のおそば、参列された方々の目に留まる故人様のお顔元近くに飾らせていただきました。
お式が始まる前、続々とご参列の方が式場に入ると、皆様お写真をご覧になっていらっしゃいました。
「これ、いつのお写真？お父さんもお母さんもとっても綺麗ね。」
そんなお声が聞こえてくるようでした。
お葬儀が終わり、お柩のおふたを開け、参列された皆様からお花を手向けていただく時間になりました。
ささやかではありますが、故人様がお好きだったマグロとサーモンのお寿司を、私でご用意いたしました。
お寿司はご家族の皆様のお手により、お柩へと手向けられました。
「ひいじい、ありがとう。」
そんなひ孫様のお声が印象的でした。
ご家族の皆様におかれましては、2日間大変お世話になりました。
日中の気温がぐんと上がった今日この頃ですが、お身体には十分にお気をつけてお過ごしください。
家族葬の結家
担当 岩崎 あずみ
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