豊田市東山町にある【家族葬の結家 豊田東山】にてご葬儀のお手伝いをさせていただきました。
私たちがお手伝いさせていただくご葬儀は、9割ほどが仏教で、1割ほどが仏教以外でのお式になります。
今回、お手伝いさせていただいたご葬家は神道を信仰していらっしゃり、神道での通夜・葬儀となりました。
神道では、仏教でいうご焼香の代わりに「玉串奉奠」を行います。
玉串とは、榊の枝に紙垂や木綿を麻ひもで結んだものです。それを神前へ供えることを玉串奉奠といいます。
ご会葬の皆様も慣れない作法に戸惑われる方が多いので、一例をご説明させていただきます。
まず、玉串の枝先を左手で下から、右手で上から受け取ります。
玉串案に進み、正面にかまえ、おしいただきます。
左手を根元に、右手を葉先に持ちかえたらそのまま時計回りに半回転させ、根元が霊前をむくように供えます。
あとは神社でのお参りと同じように、二礼二拍手一礼をします。
ただし、拍手は音を立てず「しのび手」で行ってください。
ご親戚の皆様を中心に厳粛な空気の中、通夜祭・葬場祭が執り行われました。
ご家族の皆様、お手伝いさせていただきました2日間、大変お世話になりました。
時節柄、ご自愛くださいませ。
家族葬の結家 豊田東山
担当 中野 吏
