お世話になっております。平安会館の河本です。
先月は10年に一度の最強寒波の影響により、ここ三河地域も強い風と雪の嵐でひどく冷え込みました。
皆様も少なからずこの寒波の影響を受けたのではないでしょうか。
この最強寒波が到来する直前、あるお葬儀のお手伝いをさせていただきました。
天気の良し悪しに関わらず、大切な方とのお別れは訪れました。
別れは生きる全てのものに等しく訪れるもので、時期を選んではくれません。
しかし偶然にしては出来過ぎるくらいのこともお葬儀ではよく見られます。
亡くなられた故人様はとても心優しく、ペットの愛犬愛猫を大事にされていたとか。
お話をお聞きすると、どの子も拾ってきたり引き取ったりした子ばかり。
外でただ孤独に佇んでいる姿、身寄りのない寂し気な様子を見るとどうしてもほっといてはいけなかったそうです。
愛情を必要としている命を抱きしめ、それに応えるように愛情を示してくれた子たち。
そんなかけがえのない存在であった愛犬愛猫に先立たれる故人様の悲しみはどれほど深かった事でしょう。
同じ命にも寿命に開きのあることの切なさを感じます。
そんな故人様もお浄土へと旅立っていかれました。
旅立たれた日はちょうど愛猫の命日と一緒だったそう。
偶然と片付けてしまうにはあまりにも惜しく、何かの縁や運命を感じざるを得ません。
今頃はご伴侶や大切な愛犬愛猫との穏やかな再会をされていることを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またお世話になりましたご家族様へも感謝申し上げます。
どうぞお体崩されませんようお気を付けください。
家族葬の結家
河本 粛
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