日に日に寒さも和らぎを感じる早春の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。先日、碧南市にあります【家族葬の結家 碧南】にて家族葬のお手伝いをさせていただきました。
現役時代は仕事で家庭を守り、晩年は病との闘いでした。入院中は「家に帰りたいな」と話をしており、退院した際は心からほっとした様子でそれまであまり言わなかったわがままを言うようになったそうです。「美味しいものが食べたい」などと可愛らしいお願いをしたのは、きっと病気と全力で闘う元気が欲しかったからかもしれません。ご家族様がうなぎを食べに遠方へ連れて行ってくれたそうです。ご家族様からは彼の地でもいっぱい食べて欲しいと願い、お供えがありました。
また大好きだったお酒。海外旅行で買ったお酒を「いつか飲むんだ」と大切にされておられ、この日を迎えてしまいました。「通夜が終わった後に、家族みんなで晩酌してください」とお持ちいただき、最後の家族水入らずの晩酌をしていただきました。きっと語られたお言葉は全て感謝の意ではないでしょうか。
葬儀日の朝、故人様のお顔も前日の通夜のお顔よりもどことなく、穏やかなお顔をしているように感じました。安らかな気持ちで彼方へゆけるでしょう。ご家族様とご一緒に見送らせていただきました。
共に過ごした日々を胸に、ご家族様には前を向いて歩んで欲しいです。大変お世話になりました。季節の変わり目、ご自愛くださいませ。
家族葬の結家 碧南
担当 小林 孝教
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