いつも大変お世話になっております。家族葬の結家の河本です。
明日は夏の風物詩「七夕」の日ですね。
公共施設やスーパー、デパートなどの場所で笹が飾られ、思い思いの願い事を書いた色とりどりの短冊が賑わいを持たせています。
今年は皆さん、どんな願い事をされましたか?
日本だけに限りませんが、行事を一月一日から振り返ってみますと、ひとつひとつの習わしや行為には願いや深い思いが込められていることが多いなと感じます。
ただ単に美味しいものを食べて、人が集まって、というだけのことで行われていたら、おそらく現代まで続いてはこなかったでしょう。
お葬儀におけるあれこれにも、それぞれ深い意味や願いが込められています。
本日のブログではそのひとつ「お淋し見舞」についてご紹介致します。
「お淋し見舞」。聞きなれないと感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
こちらは岐阜県の一部や愛知県西部に残るお通夜での風習のことを指します。
「おさみしみまい」や「おさびしみまい」と言います。
お通夜参列の際、ご香典とは別にお饅頭、お線香などといったお品物をご遺族にお渡しすることです。
本来はお饅頭を持参するのが決まりとなっていましたが、近年では現金を包んでお渡しする場合も多くございます。
この「お淋し見舞」には「お通夜の長い夜を残されたご遺族が、少しでも淋しい思いをしないように」という思いから来ています。「お通夜お葬儀で忙しくなるご遺族がこのお品で少しでもまかなえるように」という思いも込められています。
また、この「お淋し見舞」を皆で分け合ったり食べたりすることで故人を偲び、ご遺族を元気づけるという意味もございます。
他の地域では「伽見舞い」「夜伽見舞い」「通夜見舞い」が似たような意味合いを持っています。
お葬儀という非日常な場の中で、些細な事と思い通り過ぎてしまっている事にも、それぞれに意味があります。
お葬儀には「こうしなければならない」という決まりは一切ございませんが、形式的なことと片付けてしまうのではなく、ご自身の行動にほんの少しの想いや願いを込めて頂ければ、故人様への一番の供養、ご遺族にとっての何よりの慰めになると思います。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。どうぞご自愛くださいませ。
家族葬の結家
河本 粛
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