皆様、こんにちは。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
春の気配が、そっと日常に溶け込む頃となりました。
葬儀の時間は、「お別れの場」と言われます。
しかし、実際の現場にいるとそれだけではないと感じる瞬間があります。
先日のお見送りでのことです。
お別れの時間、ご家族はお棺の周りに集まりながら、ふとこんな言葉を口にされました。
「なんかさ、いつもみたいだね」
その一言に、場の空気が少し和らぎました。
故人様は、生前とても家族想いな方で、休日にはよくみんなで食卓を囲んでいたそうです。
その日のお別れも、どこかその"いつもの時間”に似ていました。

泣きながらも、思い出話をして、笑って、また少し涙して。
静かで、でも温かい時間でした。
葬儀は節目の時間です。
でも同時に、これまでの関係が続いていることを感じる時間でもあります。
「さよなら」だけではなく、「これからもよろしくね」と心の中で伝える時間。
それはきっと、一番自然で、一番温かいお見送りのかたちだったのかもしれません。
家族葬の結家
井深 優菜
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