愛知県岡崎市にございます【家族葬の結家 岡崎福岡】にて、ご葬儀をお手伝いいたしました。
故人様は肺の機能が低下してしまい、上手に呼吸ができなくなってしまう難病を25年も前に発症された方でした。その時に医師から告げられたのは、1年持たないだろうという厳しい宣告だったそうです…。
その中で、なんと25年もその難病と闘いながら、ご自身の人生に彩りを添えてこられた故人様。
人工呼吸器と車いす生活を余儀なくされても、お子様やお孫様と色々な所へ進んで出かけられ、楽しい想い出をたくさん作り、そして残してくださいました。
時には行った旅先で、段差があると率先して車いすに手を差し伸べてくださる、周りの方々がいらっしゃいました。そうやって人の優しさや、ぬくもりに触れることもできました。
どんな状況でも、どんな宣告でも、残された人生を精一杯生きようとされた故人様を、ご家族は「本当に奇跡。頑張った」。そう称えていらっしゃいました。
残された人生だからこそ、限られた人生だからこそ、精一杯生きようと毎日を楽しみながら過ごしてこられた故人様。
そのお姿に、当たり前に息をし、当たり前に生きさせてもらっている今、一日一日を大切に、一瞬一瞬を大切に、そしていただいた命を大切に生きていかなければ！と、改めて感じさせていただきました。
当たり前などない。そう思って日々、感謝の心で過ごしていきます。
家族葬の結家 岡崎福岡
担当 榊原 裕子
