一人娘ということで、私は母の愛情を一身に受けて育ちました。
少し出かけるにしても、心から気遣ってくれたことが忘れられません。
やがて孫やひ孫たちに恵まれると、その愛情は皆にも惜しみなく注がれました。
ひ孫とは「行ってきます」「おかえり」それから「おやすみ」と、あたたかな挨拶を交わしあうのが常。
どちらか一方の顔が見えないと、どうしたのだろうと心配していたものです。
猫可愛がりをし甘やかすというよりは、気持ちにそっと寄り添ってくれる祖母・曾祖母であったように思います。
日常の何気ない一コマも、一緒に伊勢神宮へお詣りした日のことも、今となってはその全てが大切な宝物です。
これからも在りし日と変わらぬ眼差しで皆を見守っていてくれるのならば、これ以上の慰めはありません。
～会葬礼状より
故人様のご長女様へのインタビューをもとに作成いたしました、会葬礼状のご紹介です。
こちらを、ご会葬の皆様へお配りするお礼のお品に入れ、皆様方にも在りし日のあたたかな故人様のお人柄、想い出を偲んでいただきました。
お式では、故人様がお好きでいらっしゃったと伺った「うなぎ」と「緑茶」をご用意させていただきました。
向かう先で待つ旦那様と一緒に召し上がっていただけるよう、「お箸」はお二人分。
ご会葬のご親族の皆様方の手で、お柩へ納めていただきました。
【家族葬の結家 西尾永吉】にてお世話になりました皆様、お葬儀の際はスタッフにも気軽に話しかけてくださり、大変お世話になりました。
ご不明な事やお困り事がございましたら、いつでもご連絡ください。
家族葬の結家 西尾永吉
担当 伊藤 里帆
